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2017年1月20日 更新
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平成29年 新年のあいさつ
 新年のあいさつ        
                         小林 悦次
 
 
皆様、明けまして、おめでとうございます。
昨年は、皆さんのおかげをもちまして、仕事をさせていただきました。
そして、このように、新しい年を迎えることができましたことを心から、感謝と御礼を申し上げます。
どうか、本年もよろしくお願い申し上げます。
 
昨年の12月、沖田面の石川富三さんが、栽培した米の「あきたこまち」が、JAグループ秋田「美味しい“あきたこまち”コンテスト」で優秀賞に選ばれました。
これは、一昨年の原田誠悦さんの最優秀賞に続く2年連続の快挙であります。
栽培技術や村の土壌、気候、水がおいしい米になることを証明していただきました。
この米は、「ザ プレミアム ファイブ」として、通常の米よりも高い値段で販売されます。
さわやかクラブでの体操
 
大変に喜ばしいこととして、村民とともにお祝い申し上げます。
 
村の課題として、少子高齢化と人口減少があります。
上小阿仁村の人口は、生まれる人、不幸にして亡くなられる人、村に入ってくる人、村から出ていく人の差し引きで、何もしないで黙っていれば、毎年約70人が減少していきます。
何とかしないと村が、無くなってしまいます。
 
「どうせ無理だから」というのは、楽をしたいための言い訳だと植松電機の社長さんは、言っております。
無理を解決する対策を思考錯誤しながら、仲間を増やし、努力することで、可能になると思っております。
 
村は、昨年度、5カ年の総合計画である過疎地域自立促進計画を策定し、今年度から年次計画に基づいて事業実施しております。国県の施策を盛り込みながら、全集落での行政懇談会や議会、そして、総合戦略会議による有識者等の提言を反映して、10年、20年の将来を見通した計画となっています。
各種多様な事業計画によって対応することとしており、一つの事業、一つの施策によって解決するものとは、思っておりません。
また、それぞれの事業に係る費用対効果についても単年度で効果の表れるものと5年後、10年後に表れるものといろいろであると思っております。
これら各種の施策や事業が、いろんな形で噛み合うことによって、上小阿仁村の将来を創っていくものと思っております。
 
総合計画に基づく来年度の予算として、
(1)健康づくり
(2)教育の充実
(3)雇用拡大
を主眼に対応してまいります。
ハード事業としては、集住型宿泊交流拠点施設の建設や社会資本整備総合交付金事業(道路、橋りょう整備)、秋田県への負担金事業の高能率生産団地路網整備事業(林業専用道)、北秋田市への負担金事業であるクリーンリサイクルセンター建設などとなります。
ソフト事業としては、地方創生事業や山林の100年整備計画、村の利活用資源調査、特産品の開発、海外研修生等の支援などを考えております。
 
少子化対策については、若い人に居住していただき、結婚をして、子供を育てていただく環境整備を進めてまいります。
住民はもちろんですが、Iターン、Uターン、外国からの観光客も含めて、ハード、ソフトの施策を考えております。
 
公園で遊ぶ保育園児
高齢化については、現状を紹介しますと高齢化率は秋田県で一番となっております。
しかしながら、65歳以上の老人に占める要介護者や要支援者の割合は、下から5番目となっております。
これは、知識や経験が豊富で、我々若いものに指導していただける元気な老人が、多いということです。
住民の皆様が、これからも健康で元気に、楽しく生活をしていただくための環境整備をし、特に、予防のための事業を活発にして、医療費や介護にお金を使うのではなく、健康寿命を延ばしていく施策を講ずることだと考えております。
 
また、村の特徴として、9割が山林原野です。
木材需要拡大と事業費の軽減を図りながら、循環型の山の活用をするために、山林の100年整備計画を策定したいと考えております。
村有林の2,000haについて森林認証を取得しました。この内1,500haが杉林です。
例えば、15haについて、毎年、植林等の整備をしていきます。
100年継続して整備をすると毎年、100年生の木材を生産することとなります。
実際の計画策定にあたっては、40〜60年生の杉が、大半となっておりますので、主に、これを活用することになります。
計画では、50年で植林するものや100年、150年でサイクル化するものが出てきます。
 
植林をすれば、除伐間伐事業が出てきます。
間伐や伐採において、用材にならない曲がった木や細い木については、これまでは、山に捨てられておりましたが、バイオマスエネルギーの材料として、チップ化して利用します。
用材については、直交集成板のCLTの活用に期待をしているところです。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに係る国立競技場の建築には国際基準の木材が使用されます。県内自治体で森林認証を取得しているのは、秋田県の2,000haと上小阿仁村の2,000haだけですので、これらの関連施設の木材供給について、大いに期待をしているところです。
なお、すでに秋田県で4社しか工場認証を取得していない1社から、村の木の引き合いがありますので、今後、建設が進むにつれて増えてくるものと思っております。
再生可能なものの見直し、循環型の山の活用によって、村の産業に良い影響を及ぼすものと思っております。
 
また、萩形ダムの真下に水力発電所が完成して、稼働しております。
天然秋田杉
これによって、上澄みのきれいな水がダムから小阿仁川に流れてきております。
この水の再利用を含めた村の利活用可能資源調査をしたいと考えております。
昔、八木沢から隧道で、大錠に水を引いて、大錠の水力発電所で電気をつくっておりましたので、この可能性の調査によって、民間で事業を起こしてもらいたいと思っております。
もしも民間が難しいとするならば、上小阿仁版のニューディール政策によって、対応することも検討したいと思っております。
 
これまで村は、営林署の事業や木材関連事業、ダム建設事業などによって、活況を呈しておりました。
卵が先か、鶏が先かは別として、村が指針と計画を示すことで、事業が起きれば、その関連事業や商店、関連の仕事が増えてきます。
 
山が動けば、人が動きます。
人が動けば、経済が動きます。
経済が動けば、雇用が生まれます。
 
雇用が生まれれば、人口減少に歯止めがかかると思っております。
産業は、循環型のものでなければならないと思っております。
これまでの山の活用は、取りっ放しでした。
例えば、石炭であったり、鉱物であったり、セメントであったりと取ればなくなっていたのです。
なくなれば、産業は終わると思っております。
上小阿仁村は、そうではなく、再生産のできるもので、将来の子ども達により良い宝の山(宝の資源)を継承してまいります。
 
儲かるものとは、多くの住民が求めるもので、誰もができないこと、やりたがらないことをサービスとして、提供するものだと思っております。
今、儲からないものは、だれもやらない。
汚いもの、危険なもの、つらいものには、だれも手をだしません。
これをみんなの知恵と協力によって、少し変えてやることで、将来、儲かるものの一つになるのではないかと思っております。
 
そして、仕事は、利益を求めつつも必ず、社会貢献をすることが大切であると思っております。
行政は、側面から支援し、仕事の主役は、村民であると思っております。
 
結びになりますが、皆様方のご健康とご多幸を祈念して、新年のごあいさつといたします。
本文終わり
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