山梨県西桂町
各課について サイトマップ トップページへ
Billingual
English
korean
文字サイズ変更 標準フォントサイズ 大きいフォントサイズ 最大フォントサイズ
サイト内検索
検索
上小阿仁村の情報
くらし・相談・手続き
農林業・ビジネス
移住・定住・空き家バンク
観る・楽しむ・体験する
サイトの現在位置
トップ上小阿仁村の情報村長の部屋施政方針令和4年度施政方針
前のページへ 
2022年3月4日 更新
印刷用ページを開く
令和4年度施政方針
令和4年3月上小阿仁村議会定例会の開会にあたり、村政の運営について、基本的な考え方を議員並びに村民の皆様にお話しさせていただきます。 秋田県出身の菅義偉内閣総理大臣に代り、岸田文雄総理大臣が就任されました。  

岸田総理は、「信頼と共感」の政治姿勢を堅持しながら、第1番目に新型コロナに打ち克つことを表明しました。  

村もコロナ対策を第1番目に施策を推進してまいります。  

村民の約9割の方に2回の予防接種をしていただき、第3回目を2月4日から行っております。  

当初の計画では、4月、5月で3回目の予防接種を終了することとしておりましたが、前倒しして、3月中には終了できるよう、準備を進めております。  

なお、医療関係者や施設入所者、学校や保育園等の関係者には、既に3回目を終了しております。  

村民の健康を優先することで、村民の生活を守っていくものです。  

村民の皆さんには、コロナによって、各種の事業や行事に支障を来たし、ご迷惑をおかけしておりますが、このような時だからこそ、何もできないと嘆いているのではなく、このような時だからこそ、村の将来のために、今でないとできないことを準備しておくことが大切、と再認識しております。  

昨年の11月に「中学3年生と村長の語る会」がありました。  

中学生が勉強しているSDGs(世界が手を取り合って、持続可能な開発目標を達成すること)との関わりから、 上小阿仁村は、何ができるか?何をしなければならないか?について、中学生から質問や提言、提案をいただきました。  

いかにして、環境問題や貧困、教育の格差、災害等を乗り越えていくのかという、村民の暮らしに直結した広範囲にわたる課題でした。  

村が、世界に貢献できることは何ですか?  中学生はそう問います。


        中学3年生と語る会

 

今、世界の人達が快適な生活をするために電気は欠かせないものです。  

電気を作るには、エネルギーが必要ですが、そのほとんどを化石エネルギー(石油や石炭、ガスなど)に頼っております。

しかし、化石エネルギーは、二酸化炭素を増やし続けます。  

二酸化炭素は、地球温暖化を招き、異常気象につながり、災害を引き起こしております。  

この二酸化炭素を削減するには、第1番目に化石エネルギーを自然エネルギーに代えることだと言われております。  

次に二酸化炭素を削減するには、植物の力で光合成と水によって、二酸化炭素を酸素と炭素に作り変えることです。  

村は、この植物資源と水資源などの自然環境を持っております。  

中学生は、環境問題や雇用問題、村の資源の利活用に強い興味を持っております。  

これらの中学生の考えている事柄は、今年度、策定した村の総合計画である過疎地域持続的発展計画の延長線上にあるものです。  

総合計画に基づき、中学生の提言をいくらかでも、形にしていきたいと思っております。

岸田文雄内閣総理大臣は、菅義偉総理大臣の推奨した脱炭素化について承継していくとの所信表明をしております。  

このことは、化石エネルギーから自然エネルギーへの転換が図られていくことを意味しています。

これにより、水資源が脚光を浴びることになります。  村には、大正時代に、南沢の上流に民間の水力発電所がありました。  

この水は、八木沢の頭首工からトンネルを流れて、南沢地区で小阿仁川に落下して、発電がされておりました。 これらの施設がまだ残っております。

萩形ダム直下で発電した水が流れてきていますので、まだ残っているこの施設で、この水を再び利活用して発電ができないでしょうか。

なお、新年度から萩形ダム直下の水力発電所で発電している電力(再生エネルギー)を生涯学習センターで使用することも検討しております。

これにより、電気料金が安くなるとともに、国が進めている脱炭素社会の構築に協力することができます。


          萩形ダム下流

 

村は、総合計画に基づいて事業実施をしております。  

総合計画には、全国的に問題となっている少子高齢化による人口減少に対応する村の現況と問題点を洗い出して、その対策について、明記しております。

具体的には、年次計画による実施計画に基づき、予算計上して事業実施していくものです。

基本的な考え方として 1、健康長寿 2、教育の充実 3、雇用の拡大  を推進します。  

この3つについて、重層的に連携を取りながら、住民サイドの目線と立場に立って、総合的に推進していく考えです。  

日本の人口が減少し、高齢化率は秋田県が全国一で、上小阿仁村が秋田県一となっております。  

人口問題は、村の最大の課題であり、それを村の施策によって克服できれば、ひいては秋田県や日本が救われることになると思っております。

村の人口は、産業や経済、福祉、教育に大きな影響を与えており、村の歳入の約6割を占める国からの普通交付税は、人口によって大きく増減します。  

このため、村の総合計画に基づく着実な事業実施が求められます。  

健康長寿については、新型コロナウィルス対策を講じながら、村民の健康を守り、村の経済が停滞しないようにするものです。

高齢者や身体の弱い人が万が一感染すると、命に係わる重大なことですので、新型コロナウィルスワクチンの予防接種や各種の予防接種を徹底するとともに、特定検診等による健康診断で病気の早期発見早期治療を推進します。

肉体的精神的な健康増進のために、公共施設利用拡大を図り、健康増進につなげます。

なお、令和4年度予算案の詳細については、後ほどご説明しますが、主なものとしては、コロナ対策事業や「かみこあに保育園」の木造での建設、子育て支援、移住定住者の支援、新規就業者の支援、協力隊の公募、特別講演会などを実施することとして予算計上しておりますので、よろしくご審議をお願いします。    

将来的には、道路や橋を含む公共施設の維持管理や診療所、老人ホーム、公営住宅、アパート等の建設や分譲宅地造成、簡易水道の整備、農業集落排水、公共下水の事業統合・再編を計画しております。  

ソフト事業としては、健康づくりにつながる事業の掘り起こしと移住定住による人口減少対策を多面的に実施してまいります。  

また、村が運営している公共施設についても指定管理等による民間の力によって、住民サービスの向上を図っていくものです。

持続可能な村を作り、維持していくためには、自然にやさしい、人間にやさしい農業や、森林整備、社会教育活動や健康づくり、人づくり事業等を計画的に推進することだと思っております。

何もないところから何かを作り出すことは難しいわけですが、たくさんあるもの、村にしかないものからいろいろなものを作り出すことについては、対応しやすく、上小阿仁村は、そのための歴史と技術を持っています。

山林整備や水力発電の復活による化石エネルギーから自然エネルギーへの転換は、村に眠っているたくさんの資源による産業おこしとなり、「上小阿仁版ニューディール政策」として、日の目を見るための努力をしなければならないと考えております。

事業については、民間でできない部分については、行政が先行投資をし、民間の応援をすることだと思っております。

そして、民間でできることは、民間で対応することが、結果的に将来の上小阿仁村や村民のサービス向上になると信じております。  

事業推進についての知識がなければ、知識のある人に教えてもらうこと、やれる人にお願いすることが大切だと思います。  

中学生からの提言や皆さんからの要望が、村民に理解され、賛同を得られるように、根気強く説明をしてまいります。  

やってみて、失敗したら、なぜ失敗したかを検証し、見直しをして、再度の挑戦をすることで、村は良くなると思っております。  

議員並びに村民の皆様の力と知恵をお借りして、「人にやさしい、健康で安心して生活できる村」を一緒に創ってまいりますので、ご支援とご協力をお願い申し上げ施政方針といたします。
本文終わり
前のページへ ページのトップへ
総務課 企画班
〒018-4494 秋田県北秋田郡上小阿仁村小沢田字向川原118番地
Tel: 0186-77-2221  Fax: 0186-77-2227
E-Mail: こちらから