分限処分の事由に該当し、対応措置が必要となる事実の例 |
勤務実績不良 | 初歩的な業務上のミスを繰り返し、業務の成果物又は処理数が職員の一般的な水準と比べて著しく劣る。 |
所定の業務の処理を行わず、又は上司への報告、相談等を怠る等独断で業務を行う。 |
担当業務を処理することができず、常に上司その他の職員等からの支援を必要とする。 |
正当な理由がないのに業務の処理に係る期限を守らず、又はその業務を行わない。 |
遅刻又は欠勤を繰り返し、出勤状況が悪い(事前に所属に連絡がある場合を含む。)。 |
勤務時間中に無断で頻繁に自席を離れ、又は業務外の電話若しくは電子メール・インターネットに興じるなど職務に専念しない。 |
勤務成績の評定等において、連続して最低ランクの評価をされるなど改善の努力が見られない。 |
心身の故障 | 法第28条第2項第1号の規定による休職(以下「病気休職」という。)とされ、当該病気休職の期間が条例第3条第1項の規定によりその限度とされる期間に至るにもかかわらず、心身の故障の回復が不十分で職務の遂行が困難であると認められる。 |
病気休職中であるが、心肺機能停止後こん睡状態や脳死状態であるなど、今後回復して就労が可能となる見込みがない。 |
5年にわたり病気休暇と病気休職を繰り返し、それらの累計が3年を超えることとなるが、症状が回復せず、職務の遂行に支障がある。 |
適格性欠如 | 上司その他の職員等に対する暴力、暴言、ひぼう又は中傷を行う。 |
上司その他の職員等又は住民等との対応において、もめごとを繰り返す。 |
他者とのもめごとにより、当該職員本人の業務の停滞だけでなく、他の職員の業務の遂行にも悪影響を及ぼしている。 |
粗暴な言動により、他者ともめごとを繰り返す。 |
公務員として必要な適格性・品位・社会的信頼に対し、疑問を抱かせるような問題行動を繰り返す。 |
上司等からの指導に対し、反抗的な態度を示し、反省又は改善の行動が見受けられず、同じようなことを繰り返す。 |
懲戒処分を受けた者がその後3年以内に非違行為(交通法規違反、管理監督責任及び軽過失によるものを除く。)を行った。 |
受診命令違反 | 心身の故障のため職務の遂行に支障等がある場合又は勤務実績不良若しくは適格性欠如に該当する者で、その問題行動が心身の故障に起因するものと思われる場合であって、任命権者が指定した医師への受診命令に従わない。 |
行方不明 | 水難、火災その他災害によるもののほか、当該職員と連絡が取れず、1か月以上にわたり行方不明である。 |