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2025年5月9日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
令和7年度 村長日誌抄

令和7年5月

筋トレ


筋力トレーニングを毎日やることが筋力を向上させます。


トレーニングを一日休むと元に戻すために3日かかると学生の頃、よく聞かされました。


スポーツ選手は、毎日、同じことを繰り返して、基礎体力を維持しながら、技術的なものを鍛錬していきます。


筋力ではありませんが、同じようなことを日曜日の正午からのテレビ番組「プレバト」で小気味よい指導をしている夏井いつきさんも言っています。


俳句が上手になるには、日々、俳句の筋力を付けなさいと言っています。


俳句の筋力、「俳筋力」とは、日常生活の中で俳句の材料を見つけて発想した単語を繋げながらたどっていくことのようです。


人の気づかないものを発見することで、「才能あり」「凡人」「才能なし」に分かれるようです。


この仕訳もたくさん作ることで、才能ありになるようです。


俳筋力は、日々の新発見と数多く作ることのようです。


海の恋人は?


「森は、海の恋人」と言って、山に木を植え続けた畠山重篤(しげあつ)さんが、81歳で亡くなられたとのことです。


宮城県でカキの養殖をする漁師が、カキの養分をつくっている山を育てたのです。


畠山さんは、「漁師が山に木を植えることは、人の心に木を植えること」とも言っていたそうです。


ドイツのマルティンルターは、「たとえ世界が明日滅びることを知っていても、私は今日、リンゴの木を植える」と言ったそうです。


明日、世界が滅びるのであれば、今日植えたリンゴの木からはリンゴを収穫できないのですから意味がないことになります。


しかし、リンゴを収穫できるかどうかという損得ではなく、リンゴを植えるという生産的な行為をすることが、心に喜びを与えてくれると言っています。


このことを日本機械工業株式会社創業者、伊藤芳之助さんの「芳魂」の中にも書かれています。


村は、金婚式のお祝いにコハゼの苗木を贈呈させていただいております。


お二人で育てていただければ、村の将来も明るいものになると信じております。



 こはぜ



令和7年4月

春の火災予防と交通安全


空気が乾燥して、火災の起きやすい季節となりました。


先日は、岩手県の大船渡市などで山火事による大災害がありました。


そんな中で、消防団や消防分署の皆さんには、災害に備えて、消防ポンプや消防器具などの点検と合わせて、一斉放水訓練を毎年、行っていただいております。


消防団員には、火災の対応だけでなく、毎年起きている豪雨災害やいつ起きるかわからない有事の際の防災対応にボランテイア精神の下、命がけで村民を守っていただいております。


また、交通安全対策については、交通安全母の会や交通指導隊、交通安全協会などの皆さんの活動によって、村民を、交通事故から守っていただいております。


雪消えとともに外出の機会も増えることから、交通事故の増加も心配されます。


早朝から、寒い中を街頭から交通安全を歩行者やドライバーに啓もうしていただいている皆さんに頭が下がります。


少子高齢化の進む中で、交通弱者が事故に遭わないように、みんなで対応していきましょう。


パリ協定


むかし、アメリカがクシャミをすると日本は風邪をひくといわれました。


関税の引き上げにはじまり、パリ協定などからの離脱やウクライナなどの対応は、大国アメリカが、経済一辺倒に走り、奉仕の精神などの包容力が欠乏した小国になったのではないかと心配しております。


大きな器の大国で、世界をリードしてほしいものです。


特にパリ協定離脱は、脱炭素化に向けて、世界各国が辛いながらも足並みをそろえて来たのに残念です。


二酸化炭素による地球温暖化で起きているとされる異常気象をこれから止められるでしょうか。


毎年起きている異常気象による災害を止められなくなるのではないでしょうか。


村は、山林整備やダムの整備、水力発電などの循環型の産業によって、災害の防止で村民の命と財産を守っていきます。


村の森林資源や農業資源、水資源を利活用することで、地球のため、世界のために、脱炭素化に微力ながら、貢献させていただくものです。



 昨年の一斉放水訓練の様子

本文終わり
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