令和7年4月
春の火災予防と交通安全
空気が乾燥して、火災の起きやすい季節となりました。
先日は、岩手県の大船渡市などで山火事による大災害がありました。
そんな中で、消防団や消防分署の皆さんには、災害に備えて、消防ポンプや消防器具などの点検と合わせて、一斉放水訓練を毎年、行っていただいております。
消防団員には、火災の対応だけでなく、毎年起きている豪雨災害やいつ起きるかわからない有事の際の防災対応にボランテイア精神の下、命がけで村民を守っていただいております。
また、交通安全対策については、交通安全母の会や交通指導隊、交通安全協会などの皆さんの活動によって、村民を、交通事故から守っていただいております。
雪消えとともに外出の機会も増えることから、交通事故の増加も心配されます。
早朝から、寒い中を街頭から交通安全を歩行者やドライバーに啓もうしていただいている皆さんに頭が下がります。
少子高齢化の進む中で、交通弱者が事故に遭わないように、みんなで対応していきましょう。
パリ協定
むかし、アメリカがクシャミをすると日本は風邪をひくといわれました。
関税の引き上げにはじまり、パリ協定などからの離脱やウクライナなどの対応は、大国アメリカが、経済一辺倒に走り、奉仕の精神などの包容力が欠乏した小国になったのではないかと心配しております。
大きな器の大国で、世界をリードしてほしいものです。
特にパリ協定離脱は、脱炭素化に向けて、世界各国が辛いながらも足並みをそろえて来たのに残念です。
二酸化炭素による地球温暖化で起きているとされる異常気象をこれから止められるでしょうか。
毎年起きている異常気象による災害を止められなくなるのではないでしょうか。
村は、山林整備やダムの整備、水力発電などの循環型の産業によって、災害の防止で村民の命と財産を守っていきます。
村の森林資源や農業資源、水資源を利活用することで、地球のため、世界のために、脱炭素化に微力ながら、貢献させていただくものです。

昨年の一斉放水訓練の様子